なぜ型を学ぶのか

2025年05月22日 09:36
カテゴリ: 大切なもの

自分らしさを知るために


今回は、長年習慣にしているテーマ!
基礎に向き合うことについて、「今」の私の視点を記しておこうと思います。


日常で自分と向き合う時間はとれていますか?
また、内省するときってどんなときですか?


練習も音楽ライフもなんだか満たされない、何かを求めている気持ちに気づいた、そんなとき。


私はそんなときこそ基礎から入ります。
色んな邪念とか焦り、不安をいったん認めて側に置いて…
純粋に美しいものに寄り添う気持ちで。


音楽の3要素であるメロディー、ハーモニー、リズム。
その必須バランスは、音楽を聞く世界中の人々の心が落ち着く共通の調和ですよね。

聴き方や感情は違っても、ただその音楽が心地よく響くバランス。


習得の道でその“ 型 ” という制約と自由の幅を知ること。

頭だけでなく体現し始めていく先に、心の中が無限に自由になっていく感覚。
また、視野の広がりや自分の成長で見えてきた景色が夢や希望に変わっていくようです。


悩んでいるときって頭の中でグルグルと思考を繰り返し、答えを探そうとします。
きっと欲している回答になるような情報や
知識を得ようとしますよね。

たくさんのものを詰め込みパンパンの状態で今の自分はどうなっていますか?

本来は何がしたかった?
基礎を学ぶのはなんのためでしょうか?

自分で複雑になっていることに気づいたら、いざ手放す選択のときです。

私にとってそれを外側から行う行動が基礎練習であり、基礎に還るという感覚。

本来の自然、純粋な美しさ、優しさ、思いやり、まだ未熟さがある幼い自分が見えてきます。

ガッカリ落胆することもあるでしょう。

それでも、今はそのままでいい!
見えないところで進んでいます。

そして、素直に吐き出して頼ってみてください。(ここがハードルの高いこと)
体のストレッチのように、向き合うことにも耐久と柔軟がついてきます。


今そのままの自分に伴奏してくれるような先生、音楽、家族や仲間の存在。
成長に大切な要素があります。

そんな安心感は練習にも効果的に働きますよ。
その環境で正しく知識を用いて整えていく。


比べるものではないけど、割と試練だらけの
私の経験が役に立つことがあるでしょう。

充実した気持ちで自分らしく演奏できるように、成長のサポートが私の役です🥂
最初の勇気に共感し寄り添っていきます。

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